パン作るにはは食事が大切

ジャムパン工場の食堂の料理長「のりたまん」のおはなし

私はごはんを炊いている
デポ3インパクト前は「のりたま」だったけど
バタコに投げられてからは「のりたまん」になったわ
ちょっと大人のエロさがにじみ出たわね
あんぱんまんにヘッドハンティングされてからは食堂で勤務してるの

疲れきった社畜達が裸で訪れる小さな食堂
そんな社畜達にのりたまご飯を出し
「悪魔的にうめえええーーーー」と言わせたい
それほどまでにのりたまを愛してやまない
工場で出るのりたまは幹部の指導のもとに独自配合された究極ののりたま
いつも納品に来るトラックのドライバーはちょっと片言の異国の方

のりたまん「いつもご苦労様です、社畜達も喜んで食べてますよ^^」

ドライバー「ヨカッタネ、ワタシモチカラニナレテウレシイヨ」

のりたまん「ひと手間加えるだけでこんなに美味しくなるなんて」

ドライバー「アナタノLoveデスヨ、ワタシハハコブダケ」

のりたまん「この調味料って何か独自製法なんですか?」

ドライバー「コムギコカナニカダ、ワタシハシラナイ」

のりたまん「・・・・・・・・・・・」

私はのりたまん危ない橋は渡らない女
何も聞いてないわ、何も知らないわ
最近は同僚だった鉄火のマキちゃんが突然姿を消し
ポトンと落とされたちっちゃい機関車のポッポちゃんがご飯を運んでいる
本当に個性豊かな社畜達、死んだ目をしているのが気にはなるけど

だいじん「俺はゆかり派だ!」

日本銀行券「僕は職を転々としていてねえ…」

コキンちゃん「ミニスカ食堂はここですか?」

工員達が赤く光りながらみるみる元気になっていくのを厨房で見ている。

あんぱんまん 「おぅ」

しょくぱんまん「おっは~」

かれ~ぱんまん「ハイサイ!誰か消す?」

あかちゃんまん「すまんこども寝かせてくる」

ハッ!幹部様がお目覚めよ!
急いで《お食事処のりたま》の暖簾を下げ《スナックAloHi》の看板を出す。
夜の部の始まりだ。

ふう~
もちろん私達は帰れない。パン釜に使う石を集める仕事へ向かう…火山へ…

そうそう、忘れてたわ。









こいつだけは絶対殺す

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